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あたらしい命

親戚の赤ちゃん


はじめまして
こんにちは!

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EOS5D Mark III + EF50mm F1.2L USM



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EOS5D Mark III + EF50mm F1.2L USM



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EOS5D Mark III + EF50mm F1.2L USM




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EOS5D Mark III + EF50mm F1.2L USM




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EOS5D Mark III + EF50mm F1.2L USM




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EOS5D Mark III + EF50mm F1.2L USM




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EOS5D Mark III + EF50mm F1.2L USM




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EOS5D Mark III + EF50mm F1.2L USM




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EOS5D Mark III + EF50mm F1.2L USM




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EOS5D Mark III + EF50mm F1.2L USM




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EOS5D Mark III + EF50mm F1.2L USM




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EOS5D Mark III + EF50mm F1.2L USM


ひとつの人生のスタートというのは
こんなにも
幸せ溢れるものなんですね(´∇`)

たくさんの愛情に包まれて
すくすくと育って下さい。

誕生おめでとう!




人生初の赤ちゃん撮り
なんかもう、撮る前に可愛さにやられてしまって
メロメロです。
マクロレンズ持っていけばよかったと後悔。
また撮らせて下さいねー!



このブログ開設当初からお世話になっていた「途中下車」さんが
FC2ブログに移転されました。
新URL
http://sthyt28.blog.fc2.com/
エキブロで公開されていたコンテンツも全て移植されてますのでご安心を。
ブックマークの変更をお願いします。

引越しされた理由、よく分かります。
私も今、揺れています。



by TamaWakaba | 2013-02-28 12:55 | | Trackback | Comments(4)
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雪が降ったのでパンを下さい2

名犬モモ




「こんにちは!モモですよー。」
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「寒い日が続きますねー」
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「春はまだなんですかねぇ?」
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「まあ、モモは寒くても一杯遊べるので大丈夫ですよ」
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「うりゃ!」
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「わーい!」
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「っ!?」
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「チャンス到来!」
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「鬼ごっこ開始だー!」
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「うわっっ」
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「・・・う~」
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(・ω<)てへぺろ。
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「あ・・・もしかして」
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「このにおいは・・・」
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「・・・・下さいませっ」
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「パンを下さいませ!」
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「美味しいパンを下さいませっ!」
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「お手ですか!?はいどうぞ!」
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「ひとつじゃ足りませんか!?じゃあ、もひとつどうぞ!」
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「おおぉ~」
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「いただきますっ!」
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「やったー!」
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「・・・あ、パンの姉さん行っちゃった。寒いから先に帰るって」
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「・・・・・・。」
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「まだ食べたいんですけど・・・」
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「え、もう帰る時間ですか?」
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「う~ん、残念」
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「バイバイ、またね!」
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(全て)EOS5D Mark III + EF70-200mm F2.8L IS II USM + DLO

やっぱりモモ最高!









by TamaWakaba | 2013-02-26 02:39 | 名犬モモ | Trackback | Comments(4)
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日本テレビ 『未来シアター』 2013.2.22 「氷彫刻師 平田浩一」

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番組HP・・・平田浩一さん篇


2013年2月22日 23:30~ 日本テレビ系列 『未来シアター』 で
氷彫刻師の平田浩一さんが特集されました。

このブログに掲載されたものの中から、
平田浩一さん及び父・謙三さんの写真が
番組で使用されています。

放送後、かなりの反響がありましたので、
このブログから番組に使用された写真について
紹介したいと思います。




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平田謙三 平田浩一 氷彫 『DRAGON』 【5】 から



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平田謙三 平田浩一 氷彫 『DRAGON』 【5】 から



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平田謙三 平田浩一 氷彫 『DRAGON』 【2】 から



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平田謙三 平田浩一 氷彫 『龍』 【6】 から



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平田謙三 平田浩一 氷彫 『龍』 【6】 から



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平田謙三 平田浩一 氷彫 『DRAGON』 【1】 から (部分使用)



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平田謙三 平田浩一 氷彫 『DRAGON』 【5】 から



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平田謙三 平田浩一 氷彫 『龍』 【3】 から (スクロールで使用)



彼らの氷彫刻に魅せられて、必死で追い続けた平田親子についてのエピソード。
思わずホロリとさせられました。
やはり、凄い親子です。
これからも、なんとしてでも写真に収めていきたい人達です。

提供した写真も使わせて頂いている、という旨の連絡を事前に頂いたのですが、
まさかΣ( ̄□ ̄;)こんなに使って貰えるとは!
本当にありがとうございました。

番組ですが、
VTRの尺を見てみたら、約8分でした。
8分でこの親子のドラマをこれだけ描ける・・・
テレビっていうのは凄いメディアです。
それだけ、作る側は莫大な労力をかけているということも、
今回思い知らされました。

そして、
必要なことを伝えるために、どんな素材を選ぶのか、
どのようにストーリーを組み立てるのか。
そのための演出法は・・・等々、
ものすごく勉強になりました。

氷彫フェスタでお会いした
この番組の制作スタッフFさん(AD)。
極寒の夜を、カメラを構えて立ち続けました。
「ビデオってバッテリーすぐ終わっちゃって困るんですよ~。交換してもすぐまた交換で・・・」
なんて笑っていましたが、
Fさん自身のバッテリーは大したものです。
会社のHPで見たのですが、
今度晴れてADからディレクターに昇格できる!とのこと。
これからも素敵な番組をじゃんじゃん作ってください。

私も番組制作とかをやってみたくて、かつて就活でTV局を受けたりしました。
まあ、結果はご想像のとおりで、今は全く関係のない職業を嫌々やってますが・・・(笑)
そんな経緯もあって、いまだに「人に感動を伝える」という職業にとても憧れています。

もしかすると、
そこら辺が、私の写真の原動力なのかもしれません。


関連記事
平田謙三 平田浩一 氷彫 『龍』・・・・・・・・・・・2011年 第25回 国宝松本城氷彫フェスティバル
平田謙三 平田浩一 氷彫 『DRAGON』・・・・・2012年 第26回 国宝松本城氷彫フェスティバル
平田浩一 肥田野雄紀 氷彫 『イルカ』・・・・・・2013年 第27回 国宝松本城氷彫フェスティバル
平田謙三 平田浩一 氷彫 『遊泳』・・・・・・2014年 第28回 国宝松本城氷彫フェスティバル



by TamaWakaba | 2013-02-23 03:04 | 氷彫刻 | Trackback | Comments(6)
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平田浩一 肥田野雄紀 氷彫刻 『イルカ』 【1】

【1】 【2】 【3】 【4】 

平田浩一 肥田野雄紀 氷彫 『イルカ』
長野県松本市 第27回 国宝松本城氷彫フェスティバル 全国氷彫コンクール (2013年1月26~27日)




第27回 国宝松本城氷彫フェスティバル 全国氷彫コンクール。
平田・肥田野チーム製作 『イルカ』。

氷とは思えないその造形に
多くの観客が驚愕の声を漏らした。

この氷のイルカは
いかにして生み出されたのか。

夜通し12時間に及んだ、
彼らの氷彫製作を追った。




1月26日。
昨年とは正反対の、冬らしすぎるほどの冬。
この日、日中もほぼ氷点下の気温が続き、
競技開始直前にはマイナス3度。
乾いた雪が降っている。

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会場のほぼ中央に平田浩一さんの姿を発見した。
今回は父謙三さんではなく、若手の肥田野さんとタッグを組む。
浩一さん曰く、「期待の新人」とのことだ。

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18時。
競技開始。

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第一段階の氷組みを終え、
浩一さんはすぐに筋彫り作業に入る。

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この図柄は・・・

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切削に入る。

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研磨作業。

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頻繁に工具を持ち替えながら
作業が続く。

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別部品の削り出し。

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特徴的な形が見え始める。

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最初の部品を
積んだ角氷の上に組み上げる。

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そこに先の部品を接合。

この形、イルカである。
しかし、かなり全身が丸い。
腰がくびれた不思議な形をしている。

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くびれの太さに合わせ、グラインダーで全体を研磨。
瞬く間に、均整のとれたイルカに姿を変えていく。

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1頭のイルカが姿を現した。
時刻はまもなく22時。
ここまでおよそ3時間の作業である。

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激しく雪が降りしきる会場。
気温、マイナス5度。

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浩一さんがイルカを製作している間、
肥田野さんは、別部品の製作に当たっていた。

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三日月形に切りだされた氷に、
複雑な曲線が穿たれていく。

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部品完成。

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イルカの後方に組み上げる。

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一体、これは何なのだろうか。

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【2】へ続く



【1】 【2】 【3】 【4】 

by TamaWakaba | 2013-02-20 17:04 | 氷彫刻 | Trackback
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平田浩一 肥田野雄紀 氷彫刻 『イルカ』 【2】

【1】 【2】 【3】 【4】 


浩一さんが
さらに氷を組んで、
筋彫りを施している。

かすかにイルカの形が見える。
どうやらもう1頭作るようだ。

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姿を現した2頭目のイルカ。

競技開始からおよそ6時間半。
時刻はまもなく0時30分になろうとしている。
時間的な折り返し点はとうに過ぎているが、
氷彫の全貌は見えてこない。

気温は依然としてマイナス5度をキープ。
立っているだけで足先が痺れる。

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肥田野さんは
積み上げた角氷に、
先程と同様の細工を施している。

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0時37分。
ハプニング発生。

1頭目のイルカの尾ビレが破損してしまった。

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浩一さんが、組み上げた氷に乗って作業をしている時だった。
会場スタッフとのやり取りの際、足が尾ビレに触れてしまったのだ。

折れて落下する尾ビレ。
積み上げた角氷の向こうで、
「パシャン・・・」という
軽々しい音が微かに聞こえた。

2メートル近い高さからの落下。
氷の尾ビレが砕け散ってしまったことは
音からも明白だった。

大きな破片なら、貼り合わせることもできる。
だが、細かな破片になって四散してしまえば、
修復は不可能だ。

作業は遅れている。
時間も氷も限られている。

急転直下、
危機的状況に陥った平田チーム。

浩一さんは
無表情のまま、2頭目の尾ヒレを接合する。
1頭目のヒレは無くなったままだ。

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今回ばかりは
浩一さんも打つ術なしなのか。

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浩一さんが、
氷の裏側から
小さな板氷を切り出している。

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整形。

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研磨。

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この形は・・・

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尾ヒレである。

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そして、接合。

何事もなかったように、
1頭目のイルカは
尾ヒレを取り戻す。

見事なこの逆転劇に
ため息が出る。

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肥田野さん製作の、
もう1本の三日月型部品。

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2頭目のイルカの後方に配置される。

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じわじわと成長を続ける氷彫刻。
時計の針は丑三つ時にさしかかる。

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草木はおろか、
誰も眠ることなどできない。

【3】へ続く

【1】 【2】 【3】 【4】 

by TamaWakaba | 2013-02-20 17:03 | 氷彫刻 | Trackback
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平田浩一 肥田野雄紀 氷彫刻 『イルカ』 【3】

【1】 【2】 【3】 【4】 

深夜の制作現場。
観客の姿は無い。

製作者たちの、
熱く重々しい気迫と工具の唸りだけが
空間に満ちている。

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浩一さんが、
通りかかった知人らしき男性に尋ねる。

「いま何時くらいになります?」

男性が2時を回っていることを告げる。

「え~、もうそんなに経ってるの!?」
と慌てる浩一さん。

なんと、
時計も見ずに8時間、
作業を続けていたのだ。

ペース配分は大丈夫なのか。
彫刻は完成するのか。

薄らいでいた不安が
再び頭をもたげる。

しかし、
ここからが凄かった。
浩一さんの動きが
にわかに慌ただしくなる。



筋彫りされた氷塊。

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切削。

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3頭目のイルカだ。

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研磨。

ここまでおよそ20分。
驚異的なスピード。

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分解。

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組み上げ。

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接合完了。

3頭目に着手してからわずか40分。

彼らはすでに
全自動氷彫刻機と化したかのようである。

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3頭目のイルカの基部に着手。

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あっという間に
尾ビレが生えてくる。

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イルカの周りに彫られたのは
「うねる波」だ。

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一切の迷いがない動作。
グラインダーでひと撫ですれば、
すでにそこは波になっている。

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5時。
仕上げ作業に入る。

数時間前まで、最も作業が遅れているかに見えた平田チーム。
他のチームに先んじて、仕上げに入った。

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波の部分に
ぬるま湯をかけていく。

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これによって、細かな削り目が融けて
透明で滑らかな氷になる。
「工具の気配を消す」ための作業である。

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細部の調整。

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イルカ部分は、別の仕上げ工程が施される。
回し引き鋸でのツヤ消し処理。

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この調整作業こそ、平田彫刻の要だ。

彼は、部分ごとに完成させてしまうということをしない。
一つの作業を進めながら、各部に少しづつ手を入れ、
常に全体としてのバランスを取り続ける。

まだ切削作業を続けるチームがある中、
淡々と時間をかけた微調整が行われていく。

こうして氷彫刻は
完成に向け
いよいよ研ぎ澄まされていくのだ。

【4】へ続く

【1】 【2】 【3】 【4】 

by TamaWakaba | 2013-02-20 17:02 | 氷彫刻 | Trackback
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平田浩一 肥田野雄紀 氷彫刻 『イルカ』 【4】

【1】 【2】 【3】 【4】 


すべての仕上げ作業が終了。

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5時21分。

氷彫 『イルカ』
完成。







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[ライトアップ]
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[ライトアップ(WB調整)]
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完成した氷彫刻たちに詰めかける
大勢の観客。

会場は再び賑わいを取り戻す。

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「うわぁぁ~」

『イルカ』を目にした観客が
誰しもまず口にするのは、
驚きの声である。

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7時。
モルゲンロートの北アルプスをバックに、
透明感を増す氷彫刻。

気温はマイナス7度。

徹夜明けの身体には堪えるが、
この冷え込みがあってこそ、
氷彫刻はディティールを保持できるのだ。

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朝日に染まる松本城天守閣。

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イルカにも朝日が差し込む。

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氷彫刻が最も輝く瞬間。

このまま青空に向かって飛び上がっていくかようだ。

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高まっていく喧騒を背に
会場を後にする。

あの3頭のイルカ達はきっと、
大勢の人々の目を楽しませてくれることだろう。

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平田浩一 肥田野雄紀 氷彫 『イルカ』。

彼らの作品は
第27回 国宝松本城氷彫フェスティバル
全国氷彫コンクールにおいて
金賞を獲得した。

~ 完 ~


・・・撮影機材・・・・・・・・・・・・・・・
EOS5D Mark II
EF300mm F2.8 L IS USM
EF70-200mm F2.8L IS II USM
手持ち


・・・後 記・・・・・・・・・・・・・・・・・・
温かく大きな手。
製作終了後、浩一さんに声をかけた際、握手をしてもらった。
この手からあの彫刻が生み出されるのか、としみじみ思う。

製作途中で見せたあの厳しい面持ちはすでになく、
手を差し出す私に、着けていた手袋を慌てて外し、握手をしてくれる。
等身大の、気さくな浩一さんがそこにいた。

実は、この大会の前日に当たる1月25日、
浩一さんは北海道、帯広にいた。
「おびひろ氷まつり」に合わせて開催された、「氷彫刻記念大会」に参加していたのである。
結果は堂々の優勝。
作品は、かつてここ松本で彫り上げた、あの『龍』であった。

(参考) 十勝毎日新聞社ニュース 2013年01月26日 『氷彫刻、平田さんの「龍」優勝』

遠く北海道で夜通し氷を彫った次の日には、松本で再び徹夜の氷彫製作。
求められる体力と精神力は相当なものだろう。

今回も、浩一さんの「氷彫のプロ」で在り続ける姿に深く感銘を受けた。

浩一さんはここ数年、父の謙三さんとペアを組み、
この大会に参加していた。
日本の氷彫刻界を代表する親子。
そこには無言の意思疎通があった。
大した言葉も交わすことなく、父と子が自動化された氷彫刻機械にでもなったかのように、
作品を完成させていったのだ。

しかし、今回は勝手が違った。
ペアを組んだ肥田野さんは「期待の新人」とはいえ、
まだ浩一さんと無言の意思疎通ができる段階には至っていない。
浩一さんは自分の作業を続けながらも、
頻繁に肥田野さんに声を掛け、補助しながら製作にあたった。
当然、作業のペースは上がらない。
夜半を過ぎたあたりでは、全チーム中、最も作業が進んでいないようだった。
そこに予想外のアクシデントが加わって、見ている方としては失礼ながらも、
「今回は間に合わないかも・・・」と本気で思ったりしたのだ。
ところが、そんな勘ぐりは杞憂だった。
結果は金賞。
誰が見ても納得の出来栄えだった。
その底力は計り知れない。

そんな氷彫のプロを根底で支える哲学はなんだろうか、と考える。

浩一さんは以前、あるテレビ番組の取材で
自身の氷彫刻について、こんなことを言っている。

「消えていくのが良いんじゃないかな、と。二度と見られない、はかなさが・・・」

予想外の言葉に驚く。

自分の作品が消えていくことを願っている芸術家などそうはいない。
氷彫は「消えていく」のが良いのだ、という。

悲しいことに、
彼の作品はその思惑を決して裏切らない。
彼の言葉どおり、
この夜作り上げた3頭のイルカ達も、すでに融けてこの世にはない。
彼がこれまでに彫り上げてきた幾多の作品も
ことごとく水となって消え去った。

もしも同じ作品を、氷でない素材で作り上げれば、
何年も何十年も、あるいは何百年も、
人の目を楽しませるに違いない。
それだけの魅力を、彼の作品は持っている。

しかし、浩一さんは氷にこだわる。
なぜか。

思うに、
氷彫刻は花火に似ている。

花火は
夜空に咲くのはほんの一瞬だが、
強烈な印象を見るものに与える。

氷彫刻は
やがて融けて水となり、その形は残らない。
造形としての氷彫刻が存在できるのは、花火と同じく「一瞬」だ。

だが、彼の氷彫刻は花火のように、見る者の心に強く刻みつけられて脳裏を離れない。
「今しか見ることができない」という事実が、その印象をさらに強固にする。

その時、儚い氷彫刻は「消えることのない記憶」に変わる。
氷彫刻は「消えることで消えなくなる」のである。

氷彫刻師は氷を刻み、
刻まれた氷彫刻は、見る者の心を刻むのだ。

だから氷彫刻は、造形としては「消えていくのが良い」のだろうし、
「消えていかなければならない」のだろう。

浩一さんの言葉からは、そんなニュアンスが伝わってくる。

そういう氷彫刻を写真に収めようとすることは、もしかすると、
氷彫刻の道理に反することなのかもしれない。

だが、
撮らずにはいられない。

それは、
愛おしく美しい彫刻を次々と消してしまう、
時間の残酷さへのささやかな反抗であるし、
去りゆく彫刻を1秒でも長く引き留めておきたいという、切なる思いの表れでもある。
悪あがきである。
地団駄を踏んでいるのである。
そうして撮った写真でさえ、いずれは消えていく運命にあることは違いないのだが、
それでも撮らずにはいられない。
それがカメラを持った者の
悲しい性なのだ。

そして平田浩一さんの作品は、
私を悪あがきさせるだけの、強い魅力に満ち満ちているのだ。

多分、私はこれからも彼の作品をきっと撮るだろう。

今、平田浩一さんの作品を写真で見返しながら、
そんなことを考えている。

今回も素晴らしい作品を製作され、
撮影の機会を与えてくださった平田浩一さん肥田野雄紀さん両名に
この場を借りて深く感謝いたします。

2013年2月
球 わかば


・・・撮 影 後 記・・・・・・・・・・・・・・・・・・
今回の撮影で、あるTV番組制作会社のADさんと知り合った。
彼は平田浩一さんの特集番組のため密着取材をしているのだ、と言った。
聞けば、前日に行われていた帯広での大会を夜通し撮影し、
その足で松本入りしたのだという。
彼の荷物に空港の荷物タグが付いていて不思議に思ったのだが、
そんな理由があったのだった。
彼は「松本の氷彫フェスタを夜通し撮ったら、次は平田さんの職場に取材に行くんです」と笑った。
それほど念入りな密着取材である。
一体どんな番組を作っているのか、私は彼に尋ねた。
それは30分枠の番組なのだという。
30分のなかにエピソードが2本。
その1本で、平田浩一さんを紹介するのだ、と。

15分のエピソードだから、取材VTRの尺は10分程度か、さらに短くなるはずだ。
彼はそのわずか10分たらずのために、数十時間の取材が行っているのだ。
真冬の寒さの中に二晩立ち続けた、彼の努力のほとんどは、おそらく日の目を見ることがない。
彼が撮った数十時間に渡るVTR素材の、ほんの数パーセント、
平田さんという氷彫刻師を表現するに足るエッセンスだけが、
放送波に乗ることを許される。
小さなTV番組ですら、それほど莫大な労力の上に成立しているのだ。

驚くのと同時に、私は頭を思いきり殴りつけられたような、そんな思いがした。

12時間撮り続けて最も大変なのは、肉体的な苦労などではなく
「沢山撮れてしまう」ことだ。
今回の撮影の合計ショット数は、2078枚だった。
その中から、どの写真を選べばいいのか。
大いに迷う。
どれも捨てがたい。
1枚でも多く、見て貰いたい。
前回の『ドラゴン』よりも長編にしようかとも考えた。

苦労をして育てた子供がひときわ愛おしく感じられるように、
撮影が大変だった分、撮った写真も特別なもののように思えてしまうのだ。

だが結果的に、それは甘えなのである。

いくら撮影に苦労したからといって、
どれだけ思い入れがあるからと言って、
その写真が良く撮れている証拠には成り得ない。
いくら努力したところで、ダメな写真は断じてダメなのである。
撮影者の労力は、写真の出来と比例してくれないのだ。

なんとなくダメな写真に、苦労話を加味して、思い入れを加味して、
無理やりOKショットにしてしまうのは私の甘えなのだ。

自分の写真に甘くすることは、いくらでもできる。
だがそれでは、いつまで経っても平田さんのような境地には達することが出来ないだろう。
おそらく私は、写真を撮ることでしか物事と関わっていけない。
私にとって、写真はかけがえのないものになりつつある。

だからこそ、もっと厳しく、もっと突き詰めていかねばなるまい。
もっと写真に苦しみ、あがいていかねばならない。

そして、2000枚あまりをボツとした。

残された写真を見れば見るほど、
満足よりも「ああ撮ればよかった、こう撮ればよかった」という思いが強くなるばかりだ。

まだまだ当分、悪あがきは続きそうである。

思い切り、あがいてみるつもりだ。




【1】 【2】 【3】 【4】 





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by TamaWakaba | 2013-02-20 17:01 | 氷彫刻 | Trackback | Comments(2)
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あの日見上げた空

長野市


空を見上げながら
歩いた。

風が
吹いていた。

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細かいことは
どうでも良くなった。




(全て) EOS7D + SIGMA 15mm F2.8 DIAGONAL FISHEYE


by TamaWakaba | 2013-02-18 00:02 | 空・雲・天候 | Trackback | Comments(2)
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信濃国松川響岳太鼓 【1】 ~おおまち雪まつり2013~

【1】 【2】 【3】
長野県大町市 大町温泉郷 (2/9)

昨年の模様「冬のファンタジア おおまち雪まつり 2012 【後編】

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信濃国松川響岳太鼓。
長野県北安曇郡松川村を拠点に活動する和太鼓チーム。

彼らの素晴らしい演奏に
今年も会いに行って来ました。



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今年で11回目になる「おおまち雪まつり」。

2月の毎土曜日、
大町温泉郷で開催されます。

年をおうごとに、少しずつハイセンスになってきて、
地元民としては嬉しい限りです。

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祭の舞台は、温泉郷中央にある「森林劇場」。

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幾つものスノーキャンドルやウッドキャンドルが
会場を彩ります。

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ステージでは
様々な催し物が行われます。

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そして、大勢の観衆が
待ちわびているもの、
それは・・・

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彼らです!

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~ 【2】へ続く ~



【1】 【2】 【3】



by TamaWakaba | 2013-02-15 19:29 | 松川響岳太鼓 | Trackback
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信濃国松川響岳太鼓 【2】 ~おおまち雪まつり2013~

【1】 【2】 【3】



燃え盛る炎の向こう側で
彼らの演奏がスタートします。

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人心の变化を描いた太鼓曲「化心」。
人の情念を象徴する般若が舞台に登場し、
曲は最高潮へ。

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和太鼓の重低音と高揚感に酔いしれながら
ライブは続きます。


~ 【3】へ続く ~


【1】 【2】 【3】

by TamaWakaba | 2013-02-15 19:28 | 松川響岳太鼓 | Trackback
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