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2017年 01月 29日

雪夜の手筒花火 ― 小布施安市2017 ※(写真部門)

長野県上高井郡小布施町 小布施安市(1/14)


紅蓮の火花と

純白の雪が

天から降り注ぐ。


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EOS5D Mark III + EF70-200mm F2.8L IS II USM


手筒花火は
三河・遠州地方に伝わる
伝統的な花火だ。


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EOS5D Mark III + EF70-200mm F2.8L IS II USM



それは一般的な「打ち上げ」る花火ではなく、
「吹き上げ」るもの。



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EOS5D Mark III + EF70-200mm F2.8L IS II USM



周りに荒縄を巻いて補強した竹に
火薬を詰めたもので、
先端に点火すると
筒から勢い良く火炎が噴出する。


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EOS5D Mark III + EF70-200mm F2.8L IS II USM



玩具花火だったら
点火したらすぐに離れて
遠くから見て楽しみましょう、となるのだが
手筒花火は違う。



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EOS5D Mark III + EF70-200mm F2.8L IS II USM



「手」筒花火の名のとおり
火薬の燃焼中、花火筒は
ずっと傍らに抱えられているのだ。

だから、この花火は「打ち上げる」と言わない。
「放揚する」という。


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EOS5D Mark III + EF70-200mm F2.8L IS II USM



黒色火薬と鉄粉からなる燃焼剤は
ロケットのように
巨大な火柱を吹き上げる。


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EOS5D Mark III + EF70-200mm F2.8L IS II USM



龍の雄叫びのような噴出音とともに
灼熱の火塵が空に舞い上がる。


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EOS5D Mark III + EF70-200mm F2.8L IS II USM



そして、
弧を描いて
地上に降り注ぐ。



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EOS5D Mark III + EF70-200mm F2.8L IS II USM



放揚者は
その火の粉を全身で浴びながら
じっと耐える。

その姿が
勇ましい。

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EOS5D Mark III + EF70-200mm F2.8L IS II USM



この花火は
花火師が製造するのではなく
花火師の監督のもと
放揚者自ら
竹を切り、
縄を巻き、
火薬を詰めて
仕上げたものだ。

そして、それを自ら放揚する。


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EOS5D Mark III + EF70-200mm F2.8L IS II USM


手筒花火は
男の過激な手仕事なのだ。


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EOS5D Mark III + EF70-200mm F2.8L IS II USM



手筒花火には抱える大きさの筒もあれば、
通称「羊羹」という
片手で持てるサイズのものがある。


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EOS5D Mark III + EF70-200mm F2.8L IS II USM



ただし、
小さいからと言って
甘く見てはいけない。

小さい分
吹き上がった火の粉は
消えずにそのまま降り掛かってくる。

大きな筒よりも
放揚者は火の粉の熱さに
耐えねばならないそうだ。

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EOS5D Mark III + EF70-200mm F2.8L IS II USM



火の粉の熱さと
雪の冷たさを
同時に味わいながらの放揚。


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EOS5D Mark III + EF70-200mm F2.8L IS II USM



放揚の終盤、
燃焼剤が燃え尽きる直前に
筒の根本に仕込んだ
強力な火薬に火がつく。

バシンという破裂音とともに
筒の底が抜け
多量の火の粉が舞い散る。

手筒花火のフィナーレを飾るこの爆発的燃焼を
「はね」
という。

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EOS5D Mark III + EF70-200mm F2.8L IS II USM


「羊羹」花火の「はね」は
小さいだけあって、ほどほどにマイルドだ。

しかし、大きな筒の「はね」は
桁が違う。

「はね」の瞬間
ズドンという重い衝撃とともに
空気が揺れる。

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EOS5D Mark III + EF70-200mm F2.8L IS II USM




筒の底から一気に噴き出す火炎は
積もった雪を
土ごと吹き飛ばすくらいの威力がある。


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EOS5D Mark III + EF70-200mm F2.8L IS II USM




火炎の衝撃は
強い反動となって
筒に跳ね返る。

荒縄を幾重にも巻いた
重量のある筒が
「はね」の勢いで
ロケットのように飛び上がる。


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EOS5D Mark III + EF70-200mm F2.8L IS II USM




放揚者は
その筒が飛び上がろうとするエネルギーを
一本背負いの要領で
回転運動に変える。

宙に円を描く筒の底から
火の粉が舞い散る。


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EOS5D Mark III + EF70-200mm F2.8L IS II USM



いつ「はね」が来るのか
予測できないところが
非常にスリリングだ。


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EOS5D Mark III + EF70-200mm F2.8L IS II USM


そろそろかな、というところまでは分かる。
だが、そこからは筒によって
「はね」までの時間が異なる。

カウントダウンは不可能。

心の準備ができていないところに
いきなりの衝撃。

観客はビクッと身を震わせる。

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EOS5D Mark III + EF70-200mm F2.8L IS II USM


辺りを紅々と染め上げる放揚から一転
閃光と同時に轟く
「はね」の衝撃音。


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EOS5D Mark III + EF70-200mm F2.8L IS II USM



舞い散る火の粉の余韻を残しながら
辺りはまた静かな闇夜に戻る。

その緩急がまた素晴らしい。


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EOS5D Mark III + EF70-200mm F2.8L IS II USM



これぞ、
三河の男の
晴れ舞台なのである。


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EOS5D Mark III + EF70-200mm F2.8L IS II USM



ラスト一本が
ドカンと弾けて

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EOS5D Mark III + EF70-200mm F2.8L IS II USM



闇に火の粉で
大きく「の」の字を描いて
大団円。


素晴らしい手筒花火だった。


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EOS5D Mark III + EF70-200mm F2.8L IS II USM



最後に
特製打ち上げ花火の披露。

煙るくらいの大雪が舞う空を
花火色に染め上げる。


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EOS5D Mark III + EF70-200mm F2.8L IS II USM



花火を見上げる
豊橋煌炎会の方々。


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EOS5D Mark III + EF70-200mm F2.8L IS II USM


大雪の中を、はるばる長野まで。

素晴らしい花火を
ありがとうございました。






念願の手筒花火を撮る機会に
ようやく恵まれました。

幼少の頃、
今はなき祖父に連れられ
穂高神社に見に行って以来、数十年ぶりです。

手筒花火の本場では、
神社の祭礼の奉納花火として放揚されることが多いので、
今回のような大雪と手筒花火のコラボは
けっこう珍しい光景かもしれません。

手筒花火は
放揚の最中は楽に撮れるのですが
「はね」を撮るのはけっこう難しいです。
大きな音に驚いて
「はね」と同時にカメラも跳ねてしまうと
ブレブレ写真の出来上がりです^^;

でも、そのスリルの中で撮影するのが
ハンティング気分で
楽しかったりします。


★ 第一回プラチナブロガーコンテスト ★



by TamaWakaba | 2017-01-29 13:13 | EOS5D Mark III | Trackback | Comments(0)
2016年 08月 30日

安曇野花火2016 【前編】 花火を見るひと

【前編】 【後編】
長野県安曇野市 御宝田遊水池 第10回安曇野花火(8/14)


花火の色はきっと、

花火を見るひとの

心のなかにある。



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EOS5D Mark III + EF70-200mm F2.8L IS II USM




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EOS5D Mark III + EF70-200mm F2.8L IS II USM





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EOS5D Mark III + EF70-200mm F2.8L IS II USM





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EOS5D Mark III + EF70-200mm F2.8L IS II USM





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EOS5D Mark III + EF70-200mm F2.8L IS II USM





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EOS5D Mark III + EF70-200mm F2.8L IS II USM





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EOS5D Mark III + EF70-200mm F2.8L IS II USM





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EOS5D Mark III + EF70-200mm F2.8L IS II USM





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EOS5D Mark III + EF70-200mm F2.8L IS II USM





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EOS5D Mark III + EF35mm F1.4L USM + ソフトン(A)





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EOS5D Mark III + EF35mm F1.4L USM + ソフトン(A)





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EOS5D Mark III + EF35mm F1.4L USM + ソフトン(A)





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EOS5D Mark III + EF35mm F1.4L USM + ソフトン(A)





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EOS5D Mark III + EF35mm F1.4L USM + ソフトン(A)





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EOS5D Mark III + EF35mm F1.4L USM + ソフトン(A)





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EOS5D Mark III + EF70-200mm F2.8L IS II USM + ソフトン(A)





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EOS5D Mark III + EF24mm F1.4L II USM+ ソフトン(A)





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EOS5D Mark III + EF35mm F1.4L USM + ソフトン(A)





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EOS5D Mark III + EF24mm F1.4L II USM + ソフトン(A)





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EOS5D Mark III + EF70-200mm F2.8L IS II USM + ソフトン(A)





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EOS5D Mark III + EF70-200mm F2.8L IS II USM + ソフトン(A)





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EOS5D Mark III + EF24mm F1.4L II USM + ソフトン(A)


【後編】につづく~



モノクロの花火は、なんとも言えない哀愁をまとうというか、
「今は遠い思い出」のような景色になるので不思議です。

昔はモノクロフィルムという物理的な制約があったので
カラーにするかモノクロにするか、という命題は常に撮影に先立って存在していたわけですが、
デジタル時代になった今、モノクロ写真は表現におけるひとつの選択肢に過ぎません。
だから、あえてモノクロにするということの意味は、昔よりも大きいのかもしれません。

色に関してだけ言えば、
モノクロ写真というのは、塗り絵に似ています。
無彩色の写真は
それぞれの鑑賞者によって、記憶や想像力という絵の具で彩色されます。
心のなかで彩色されたその写真は、この世で無二の、自分だけのものです。
カラー写真のイメージをそのまま受け取るのとは違って、
モノクロ写真は、意識の中で彩色されることで
より「自分だけの写真」になります。
だから、モノクロは時に強い印象を与えるのだと思います。

花火はその色が魅力のひとつなのですが、
今回はあえて、その色を削ぎ落としてみました。

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by TamaWakaba | 2016-08-30 00:54 | EOS5D Mark III | Trackback | Comments(0)
2016年 08月 30日

安曇野花火2016 【後編】 花火織

【前編】 【後編】
長野県安曇野市 御宝田遊水池 第10回安曇野花火(8/14)



花火の光と
戯れる。


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EOS5D Mark III + EF70-200mm F2.8L IS II USM + ソフトン(A)





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EOS5D Mark III + EF70-200mm F2.8L IS II USM + ソフトン(A)






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EOS5D Mark III + EF70-200mm F2.8L IS II USM + ソフトン(A)






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EOS5D Mark III + EF70-200mm F2.8L IS II USM + ソフトン(A)






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EOS5D Mark III + EF70-200mm F2.8L IS II USM + ソフトン(A)






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EOS5D Mark III + EF70-200mm F2.8L IS II USM + ソフトン(A)






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EOS5D Mark III + EF70-200mm F2.8L IS II USM + ソフトン(A)






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EOS5D Mark III + EF70-200mm F2.8L IS II USM + ソフトン(A)






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EOS5D Mark III + EF70-200mm F2.8L IS II USM + ソフトン(A)






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EOS5D Mark III + EF70-200mm F2.8L IS II USM + ソフトン(A)






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EOS5D Mark III + EF70-200mm F2.8L IS II USM + ソフトン(A)






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EOS5D Mark III + EF70-200mm F2.8L IS II USM + ソフトン(A)






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EOS5D Mark III + EF70-200mm F2.8L IS II USM + ソフトン(A)








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by TamaWakaba | 2016-08-30 00:53 | EOS5D Mark III | Trackback | Comments(0)
2016年 08月 24日

千曲川納涼煙火大会2016 【4】 静と動

【1】 【2】 【3】 【4】
長野県千曲市 「信州千曲市 千曲川納涼煙火大会」(8/7)



動の花火と静の花火。

どちらも味わい深い。



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EOS5D Mark III + EF70-200mm F2.8L IS II USM + ソフトン(A)





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EOS5D Mark III + EF24-70 F2.8L USM + 三脚





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EOS5D Mark III + EF70-200mm F2.8L IS II USM + ソフトン(A)






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EOS5D Mark III + EF24-70 F2.8L USM + 三脚





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EOS5D Mark III + EF70-200mm F2.8L IS II USM + ソフトン(A)






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EOS5D Mark III + EF70-200mm F2.8L IS II USM + ソフトン(A)





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EOS5D Mark III + EF70-200mm F2.8L IS II USM + ソフトン(A)





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EOS5D Mark III + EF70-200mm F2.8L IS II USM + ソフトン(A)





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EOS5D Mark III + EF70-200mm F2.8L IS II USM + ソフトン(A)





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EOS5D Mark III + EF70-200mm F2.8L IS II USM + ソフトン(A)





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EOS5D Mark III + EF70-200mm F2.8L IS II USM + ソフトン(A)





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EOS5D Mark III + EF70-200mm F2.8L IS II USM + ソフトン(A)





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EOS5D Mark III + EF70-200mm F2.8L IS II USM + ソフトン(A)





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EOS5D Mark III + EF70-200mm F2.8L IS II USM + ソフトン(A)





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EOS5D Mark III + EF24-70 F2.8L USM + 三脚





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EOS5D Mark III + EF70-200mm F2.8L IS II USM + ソフトン(A)





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EOS5D Mark III + EF70-200mm F2.8L IS II USM + ソフトン(A)





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EOS5D Mark III + EF24-70 F2.8L USM + 三脚


千曲川納涼煙火大会2016 ~ 完 ~


【1】 【2】 【3】 【4】




いつもの手持ち撮りに加えて、
久しくやっていなかった三脚+バルブ撮影も併用してみました。
同じ花火なのに、並べてみるとやはり、かなり印象が違います。
それよりも、久々にやってみて痛感したのは、
「花火を楽しみながら撮るなら、断然バルブ撮影」
ということです。
やっぱり花火は見て楽しむもの。
とは思いつつ、手持ちで花火を追いかけ回す快感というものも確かにあるわけで・・・
いろいろ考えているうちに、次の花火大会になってしまうわけです(^^ゞ



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by TamaWakaba | 2016-08-24 17:18 | EOS5D Mark III | Trackback | Comments(0)
2016年 08月 22日

千曲川納涼煙火大会2016 【3】 花火織

【1】 【2】 【3】 【4】
長野県千曲市 「信州千曲市 千曲川納涼煙火大会」(8/7)



花火の光で紡ぐ

手織物。


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EOS5D Mark III + EF70-200mm F2.8L IS II USM + ソフトン(A)





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EOS5D Mark III + EF70-200mm F2.8L IS II USM + ソフトン(A)





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EOS5D Mark III + EF70-200mm F2.8L IS II USM + ソフトン(A)





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EOS5D Mark III + EF70-200mm F2.8L IS II USM + ソフトン(A)





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EOS5D Mark III + EF70-200mm F2.8L IS II USM + ソフトン(A)





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EOS5D Mark III + EF70-200mm F2.8L IS II USM + ソフトン(A)





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EOS5D Mark III + EF70-200mm F2.8L IS II USM + ソフトン(A)





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EOS5D Mark III + EF70-200mm F2.8L IS II USM + ソフトン(A)




【1】 【2】 【3】 【4】




多分これは、
花火の光という絵の具を使って描いた「絵」であって、
花火写真とは言えないものかもしれません。
蓋を開けてみるまで何が描かれているのか分からないという点においては
絵とも違うものです。
じゃあ何なんだ、という話になりますが、
正直よく分かりません。
96パーセントくらい、偶然性に委ねた写真ですが
時として、ハッとするような世界が写っていることが
なんとも楽しいのです。


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by TamaWakaba | 2016-08-22 02:56 | EOS5D Mark III | Trackback | Comments(2)
2016年 08月 19日

千曲川納涼煙火大会2016 【2】 刹那の芸術、爆心

【1】 【2】 【3】 【4】
長野県千曲市 「信州千曲市 千曲川納涼煙火大会」(8/7)



遥かに望めば
たおやかな花火も

その実態は

摂氏1000度を超える灼熱の星々が
爆発的に弾け飛ぶ
高エネルギーの支配する世界なのだ。



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EOS5D Mark III + EF70-200mm F2.8L IS II USM + ソフトン(A)





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EOS5D Mark III + EF70-200mm F2.8L IS II USM + ソフトン(A)





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EOS5D Mark III + EF70-200mm F2.8L IS II USM + ソフトン(A)





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EOS5D Mark III + EF70-200mm F2.8L IS II USM + ソフトン(A)





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EOS5D Mark III + EF70-200mm F2.8L IS II USM + ソフトン(A)





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EOS5D Mark III + EF70-200mm F2.8L IS II USM + ソフトン(A)





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EOS5D Mark III + EF70-200mm F2.8L IS II USM + ソフトン(A)





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EOS5D Mark III + EF70-200mm F2.8L IS II USM + ソフトン(A)








「10号牡丹(連続写真)」

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EOS5D Mark III + EF70-200mm F2.8L IS II USM + ソフトン(A)





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EOS5D Mark III + EF70-200mm F2.8L IS II USM + ソフトン(A)





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EOS5D Mark III + EF70-200mm F2.8L IS II USM + ソフトン(A)





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EOS5D Mark III + EF70-200mm F2.8L IS II USM + ソフトン(A)





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EOS5D Mark III + EF70-200mm F2.8L IS II USM + ソフトン(A)





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EOS5D Mark III + EF70-200mm F2.8L IS II USM + ソフトン(A)





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EOS5D Mark III + EF70-200mm F2.8L IS II USM + ソフトン(A)





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EOS5D Mark III + EF70-200mm F2.8L IS II USM + ソフトン(A)



花火の玉が破裂して、
夜空に光の花を咲かせている時間は
せいぜい2,3秒。

長い尾を引く冠菊(かむろぎく)でさえ
10秒程度。

だが、ひとたび空に上がれば
一瞬で消えていってしまう花火玉の製作には
途方もない時間が費やされている。

開いた花火をいかに真球に近づけるか。
星の色をいかに一斉に変化させるか。
花火師はそこに時間と心血を注ぎこむ。

星作り、組み立て、玉貼り、乾燥。
全てにおいて職人技が求められる工程が続く。
どれかひとつにでも落ちがあれば
美しい花火にはならない。

そういう花火師の積み重ねた
長い時間と労力は、ほんの一瞬光り輝いて、
すぐに夜空の闇に溶けていく。

花火は、いわば「刹那の芸術」だ。

花火師は、
花火が夜空に咲く瞬間の姿に全てを賭ける。
撮影者として、そういう彼らの思いを
写真としてもなんとか体現したい。
それが、高速シャッターでの花火撮影を始めた理由だ。

バルブ撮影では決して写らない、
「花火の一瞬の姿」を
今後も記録していきたいと思っている。






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EOS5D Mark III + EF70-200mm F2.8L IS II USM + ソフトン(A)





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EOS5D Mark III + EF70-200mm F2.8L IS II USM + ソフトン(A)




【1】 【2】 【3】 【4】





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by TamaWakaba | 2016-08-19 13:40 | EOS5D Mark III | Trackback | Comments(0)
2016年 08月 17日

千曲川納涼煙火大会2016 【1】 暮れゆく空、集う人々

【1】 【2】 【3】 【4】
長野県千曲市 「信州千曲市 千曲川納涼煙火大会」(8/7)




すぐそこにある夜が

待ち遠しい。



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EOS5D Mark III + EF70-200mm F2.8L IS II USM + ソフトン(A)




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EOS5D Mark III + EF70-200mm F2.8L IS II USM + ソフトン(A)




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EOS5D Mark III + EF70-200mm F2.8L IS II USM + ソフトン(A)





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EOS5D Mark III + EF70-200mm F2.8L IS II USM + ソフトン(A)





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EOS5D Mark III + EF70-200mm F2.8L IS II USM + ソフトン(A)





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EOS5D Mark III + EF70-200mm F2.8L IS II USM + ソフトン(A)





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EOS5D Mark III + EF70-200mm F2.8L IS II USM + ソフトン(A)





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EOS5D Mark III + EF70-200mm F2.8L IS II USM + ソフトン(A)





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EOS5D Mark III + EF70-200mm F2.8L IS II USM + ソフトン(A)





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EOS5D Mark III + EF70-200mm F2.8L IS II USM + ソフトン(A)





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EOS5D Mark III + EF70-200mm F2.8L IS II USM + ソフトン(A)





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EOS5D Mark III + EF16-35mm F2.8L II USM + ソフトン(A)





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EOS5D Mark III + EF16-35mm F2.8L II USM + ソフトン(A)





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EOS5D Mark III + EF70-200mm F2.8L IS II USM + ソフトン(A)





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EOS5D Mark III + EF16-35mm F2.8L II USM + ソフトン(A)





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EOS5D Mark III + EF16-35mm F2.8L II USM + ソフトン(A)


打ち上げは、もうすぐ。



【1】 【2】 【3】 【4】




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今年の花火前哨戦となる「千曲川納涼煙火大会」に出撃してきました。
リハビリも兼ね、ありとあらゆる撮り方で撮ってみました。
数回のシリーズでお送りします。

遂に、エキブロの旧型投稿画面のサポートが終了してしまいました。
旧式に慣れきっていた私は、どうも新型が手になじまず
これまで放置してきたのですが、いよいよそれも限界のようです。

新型投稿画面の「通常編集」は勝手に改行ポイントを変更してくるので
危なくてまだまだ使えませんので、しばらくは「HTML編集」で
頑張ってみようと思います。

でも慣れなくて時間がかかって仕方ないです^^;





by TamaWakaba | 2016-08-17 01:34 | EOS5D Mark III | Trackback | Comments(0)
2015年 12月 08日

長野えびす講煙火大会2015 【前編】

長野市 第110回長野えびす講煙火大会(11/23)


今年最後の花火大会が
始まろうとしている。

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EOS5D Mark III + EF24mm F1.4L II USM + プロソフトン(A)



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EOS5D Mark III + EF24mm F1.4L II USM + プロソフトン(A)




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EOS5D Mark III + EF70-200mm F2.8L IS II USM + プロソフトン(A)




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EOS5D Mark III + EF70-200mm F2.8L IS II USM + プロソフトン(A)





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EOS5D Mark III + EF70-200mm F2.8L IS II USM + プロソフトン(A)





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EOS5D Mark III + EF70-200mm F2.8L IS II USM + プロソフトン(A)





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EOS5D Mark III + EF70-200mm F2.8L IS II USM + プロソフトン(A)





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EOS5D Mark III + EF70-200mm F2.8L IS II USM + プロソフトン(A)





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EOS5D Mark III + EF70-200mm F2.8L IS II USM + ブラックミストNo.1





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EOS5D Mark III + EF70-200mm F2.8L IS II USM + プロソフトン(A)





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EOS5D Mark III + EF70-200mm F2.8L IS II USM + プロソフトン(A)





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EOS5D Mark III + EF70-200mm F2.8L IS II USM + プロソフトン(A)





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EOS5D Mark III + EF70-200mm F2.8L IS II USM + プロソフトン(A)





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EOS5D Mark III + EF70-200mm F2.8L IS II USM + プロソフトン(A)





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EOS5D Mark III + EF70-200mm F2.8L IS II USM + プロソフトン(A)





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EOS5D Mark III + EF70-200mm F2.8L IS II USM + プロソフトン(A)





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EOS5D Mark III + EF70-200mm F2.8L IS II USM + プロソフトン(A)





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EOS5D Mark III + EF70-200mm F2.8L IS II USM + プロソフトン(A)




地元の大きのこメーカー、
HOKUTO提供のスターマイン。
巨大なきのこが夜空に生える。
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EOS5D Mark III + EF70-200mm F2.8L IS II USM + プロソフトン(A)




10号玉・8号玉・7号玉110連発
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EOS5D Mark III + EF70-200mm F2.8L IS II USM + プロソフトン(A)





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EOS5D Mark III + EF70-200mm F2.8L IS II USM + プロソフトン(A)





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EOS5D Mark III + EF70-200mm F2.8L IS II USM + プロソフトン(A)





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EOS5D Mark III + EF70-200mm F2.8L IS II USM + プロソフトン(A)





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EOS5D Mark III + EF70-200mm F2.8L IS II USM + プロソフトン(A)





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EOS5D Mark III + EF70-200mm F2.8L IS II USM + プロソフトン(A)





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EOS5D Mark III + EF70-200mm F2.8L IS II USM + プロソフトン(A)





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EOS5D Mark III + EF70-200mm F2.8L IS II USM + プロソフトン(A)





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EOS5D Mark III + EF70-200mm F2.8L IS II USM + プロソフトン(A)





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EOS5D Mark III + EF70-200mm F2.8L IS II USM + プロソフトン(A)





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EOS5D Mark III + EF70-200mm F2.8L IS II USM + プロソフトン(A)




ミュージックスターマイン
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EOS5D Mark III + EF70-200mm F2.8L IS II USM + プロソフトン(A)





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EOS5D Mark III + EF70-200mm F2.8L IS II USM + プロソフトン(A)





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EOS5D Mark III + EF70-200mm F2.8L IS II USM + プロソフトン(A)





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EOS5D Mark III + EF70-200mm F2.8L IS II USM + プロソフトン(A)





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EOS5D Mark III + EF70-200mm F2.8L IS II USM + プロソフトン(A)





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EOS5D Mark III + EF70-200mm F2.8L IS II USM + プロソフトン(A)





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EOS5D Mark III + EF70-200mm F2.8L IS II USM + プロソフトン(A)



~ 【後編】「多重芯玉の世界」に続く



by TamaWakaba | 2015-12-08 02:16 | EOS5D Mark III | Trackback | Comments(0)
2015年 12月 08日

長野えびす講煙火大会2015 【後編】 多重芯玉の世界



夜空に開く花火の中に
光の同心円が何重にも明滅する「多重芯玉」。

夜空に打ち上がって、
数秒で消えていくといった点では、他の花火と変わりはない。

しかし、その花火に込められた
手間と技術力は桁外れのものだ。

まさに、
日本の花火技術の極致と言ってもいい。

多重芯玉は、
外殻の中に同心円(芯)がいくつあるかによって呼び名が変わる。

外殻の中に同心円が二重 = 八重芯(やえしん)・・・全体で三重の花火
外殻の中に同心円が三重 = 三重芯(みえしん)・・・全体で五重の花火



【連続写真】 三重芯変化菊
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EOS5D Mark III + EF70-200mm F2.8L IS II USM + プロソフトン(A)
Photoshopで1枚に連結




【連続写真】 三重芯冠(かむろ)菊
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EOS5D Mark III + EF70-200mm F2.8L IS II USM + プロソフトン(A)
Photoshopで1枚に連結




多重芯玉に最もよく使われるのが10号玉(一尺玉)で、
空で開いた時の直径が300メートルという巨大なものだ。

しかし、打ち上げる前の玉の直径は約30センチ。
バスケットボールをひと回り大きくした程度のサイズしかない。

多重芯玉の製作とは、
この30センチの球の中に、幾重もの精密な構造を作りこんでいくことなのだ。


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EOS5D Mark III + EF70-200mm F2.8L IS II USM + プロソフトン(A)

花火を構成する光の点となる
「星」と呼ばれる火薬球。
花火玉の中につめ込まれた星に
玉が破裂する瞬間に着火し
高速で飛散することが花火の基本的メカニズムだ。

YouTubeなどで海外の花火を見ると、
花火が開いてから消えるまで
星の色はたいてい変わらない。
これは、星がすべて同一の火薬で作られていることを意味する。

しかし、日本の花火は違う。
花火の開花から消えていく数秒の間に
星の色が幾度も変化する。

途中で色が変化する星は、
異種の火薬が同心円状の層になっている。
たとえば、赤→青→白と変わる星は
中心から白の火薬→青の火薬→赤の火薬という層構造になっており、
外層から順に燃えることで、星の色を変化させているのだ。

これらは、星の核となる小粒に、火薬を回し掛けては乾かし、
また回し掛けては乾かしを繰り返す、
金平糖作りと似た、「星掛け」という日本独特の工程を経て作られている。

さらに、星の出来にばらつきがあってはならない。
花火全体が一斉に色を変えるには、
星のひとつひとつが均一な火薬層を持っている必要があるからだ。
だから花火師は
花火製作の第一歩である「星掛け」から気を抜くことは許されない。


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EOS5D Mark III + EF70-200mm F2.8L IS II USM + プロソフトン(A)

「玉詰め」の工程もまた
極度の精密さを求められる作業である。

紙製の半球「玉皮」に星を整然と敷き詰め、
その内側に、さらに星を敷き詰めていく。
三重芯の花火であれば、
外層の星のさらに内側に
3層の星を緻密に配置していかなくてはならない。

直径30センチの玉は上空で300メートルに広がる。
仮に、星の配置に1センチのズレがあれば、
それは上空で1000倍に拡大され10メートルのズレとなるのだ。

最後に半球の中心に花火玉を破裂させる火薬「割薬」を配置して、
花火半分がようやく出来上がる。
そして、同じ工程で作った半球二つを、ピタリと組み合わせて初めて
一つの花火玉が出来上がるのだ。

この「玉詰め」の作業もまた、
神経をすり減らすような作業なのである。


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EOS5D Mark III + EF70-200mm F2.8L IS II USM + プロソフトン(A)

半球を組み合わせて球にした後、
花火玉の回りにクラフト紙を何層にも貼っていく「玉貼り」作業。
精密に作りこんだ星の真価が発揮されるかどうかは
この「玉貼り」にかかっている。

上空で花火がまん丸に開くためには、
破裂の瞬間、玉皮が均等に砕け散る必要がある。
玉皮の強度にムラがあったり、
玉皮が厚すぎたり、薄すぎたりすれば
花火はいびつな形に開いてしまう。

だから花火師たちは
時間をかけて
玉の周りに何枚ものクラフト紙の短冊を
幾重にも這わせていくのである。


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EOS5D Mark III + EF70-200mm F2.8L IS II USM + プロソフトン(A)

いくつもの工程を経て作られた花火玉は
さらに乾燥、保管を経て
ようやく打ち上げられる。

これだけの時間をかけて作られた多重芯玉だが、
計算どおり、うまく開くかどうかは、打ち上げてみるまでわからないという。

多重芯玉は
熟練の花火師の技術と労力だけでなく、
さらに運を味方につけなければ
成り立たないような、
キワモノの花火なのである。

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EOS5D Mark III + EF70-200mm F2.8L IS II USM + プロソフトン(A)

だから多重芯玉は作り手を選ぶ。

数多くの成功と失敗に学び続けた
熟練者だけに開かれる世界だ。

だから、完璧な多重芯玉を作れる職人は
限られている。

彼らは
花火が開いているたった数秒のために、
途方もない時間と労力を傾注する。

だから、多重芯玉の向こうには
花火師の生きざまが見えるような気がするのだ。

目がくらむような
華美なスターマインもいい。

しかし、世界最高峰である
日本の花火の真髄は
この「多重芯花火」にこそあるのだ。






幼いころは、本気で花火師になることを夢見ていた。

花火大会の日ともなれば、朝から何も手に付かず、
ただ、花火のことだけを考えて夜を待つような少年だった。

ゴツゴツした堤防の斜面に陣取って
空が濃紺から漆黒へと変わっていくその時間を
じりじりとした気持ちで待ち続ける。

永遠にも思える開会の挨拶。
勿体ぶった提供アナウンス。
そして、
ようやく打ち上がった一発目の花火の、
網膜に焼き付くような鮮やかさ。
腹から背中へと、揺さぶりながら突き抜けていく爆発音。

夜空に明滅する鮮光に視線を泳がせながら、
「いつか花火師になって、
この大好きな花火を飽きるくらいに見てやるのだ」
本気でそう思ったものだ。

時は流れ、
花火師への夢は
「大人の事情」という
怠惰な消去法によって徐々に風化していった。
しかし、花火への思いだけは
変わることがなかった。

夏。
開け放った窓から突如として飛び込んでくる
遠花火の音。
大太鼓にも似た「ドーン」というのを聞くと
もう居ても立ってもいられない。
大の大人が、である。

遠くでも近くでもいい、
とにかく花火を見ていたい。
いまだにそういう人間性を保持したまま生きている。

そういう人間がカメラを持ったらどうなるかは
自明の理なのである。

・・・・・・・・・

花火の写真は、
カメラを三脚に据えて
バルブシャッターで長時間露光、というのが
世間ではいまだに定石だ。
むしろ「バルブで撮らなければ花火写真にあらず」というような
強迫観念めいたものすら感じる。

かつて花火は、
人間の眼には十分明るくとも、
フィルムにとってはまだまだ暗く
写し止めるには難しい被写体だった。

そこで賢明なる先達は
長時間露光によって、
花火をフィルム上に、光の軌跡として写し込めることを発案した。
今日の花火写真の始まりである。
以降、幾多のカメラマンが
バルブシャッターで花火に向き合い、
その技術を完成の域まで高めてきた。

漆黒の夜空に織りなす錦の光跡。
長時間露光で捉えた花火は美しい。
実際の花火とは違う、静謐な世界すら感じる。

ただそれは、私の撮りたい花火写真ではない。
私が撮りたいのは、
幼い日に見た、
大音響とともに闇夜に掻き消えていく
花火の「瞬間の美しさと儚さ」なのだ。
熟練の花火師が、時間と労力を惜しみなくつぎ込んだ
花火玉が開く瞬間の輝きなのである。

時代は変わった。
人の眼に匹敵する高感度のデジタルカメラ。
集光力に秀でたレンズ。
かつての必然は、すでに選択肢のひとつに過ぎなくなっている。

長時間露光の花火を撮りたい時もある。

しかし私はあえて、今までとは少し違う花火写真を
もっと試行錯誤してみたいと思っている。


2015シーズンの終わりに

球わかば

by TamaWakaba | 2015-12-08 02:16 | EOS5D Mark III | Trackback | Comments(0)
2015年 11月 25日

花火織 ~ 山ノ内町花火大会2015

長野県上高井郡山ノ内町 第58回 全国煙火競技大会 兼 第32回 長野県後継者花火コンテスト (10/12)



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EOS5D Mark III + EF70-200mm F2.8L IS II USM + プロソフトン(A)




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EOS5D Mark III + EF35mm F1.4L USM + プロソフトン(A)





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EOS5D Mark III + EF50mm F1.2L USM + プロソフトン(A)





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EOS5D Mark III + EF70-200mm F2.8L IS II USM + プロソフトン(A)





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EOS5D Mark III + EF70-200mm F2.8L IS II USM + プロソフトン(A)





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EOS5D Mark III + EF70-200mm F2.8L IS II USM + プロソフトン(A)





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EOS5D Mark III + EF70-200mm F2.8L IS II USM + プロソフトン(A)





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EOS5D Mark III + EF70-200mm F2.8L IS II USM + プロソフトン(A)





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EOS5D Mark III + EF70-200mm F2.8L IS II USM + プロソフトン(A)





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EOS5D Mark III + EF70-200mm F2.8L IS II USM + プロソフトン(A)





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EOS5D Mark III + EF70-200mm F2.8L IS II USM + プロソフトン(A)





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EOS5D Mark III + EF70-200mm F2.8L IS II USM + プロソフトン(A)





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EOS5D Mark III + EF70-200mm F2.8L IS II USM + プロソフトン(A)





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EOS5D Mark III + EF70-200mm F2.8L IS II USM + プロソフトン(A)





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EOS5D Mark III + EF70-200mm F2.8L IS II USM + プロソフトン(A)





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EOS5D Mark III + EF70-200mm F2.8L IS II USM + プロソフトン(A)





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EOS5D Mark III + EF70-200mm F2.8L IS II USM + プロソフトン(A)





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EOS5D Mark III + EF70-200mm F2.8L IS II USM + プロソフトン(A)





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EOS5D Mark III + EF70-200mm F2.8L IS II USM + プロソフトン(A)






23日のえびす講花火を撮りに行ってきましたが、
ひと月前に撮った山ノ内町の花火が
在庫として残ってましたので
急遽アップです。

花火の撮影については
色々と考えることしきりですが、
自分の信じた道を行くしかありません。
・・・とか思う秋の夜長。

by TamaWakaba | 2015-11-25 22:09 | EOS5D Mark III | Trackback | Comments(0)


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